ビデオグラファーインタビュー③ ―好きを仕事にする辛さ、楽しさ―
こんにちは、Casa Al Mare(カーサアルマーレ)コーディネーターの辻です。
12月に入り一段と寒くなってきました。
佐藤から引き継ぎ連載途中であった「ビデオグラファーインタビュー『映像で届ける想い』」の連載を再開いたします。
第3回目となった「ビデオグラファーインタビュー『映像で届ける想い』」。
今回は好きを仕事にする辛さ、楽しさを語ってもらいました。
ATSUHIRO TANAKA
2016年、愛知県で結婚式の映像制作を手がける株式会社ムーブに入社。
新卒2年目にして、社内の全クリエイターが参加する映像アワードで大賞を受賞。翌年2019年にも続けて大賞を受賞し、この2年連続記録は未だにやぶられていない。
2021年、カーサの立ち上げに映像ディレクターとして参加。ダイジェストムービーの企画・撮影・編集を全て担当。
趣味は映画鑑賞、写真撮影。
好きを仕事にする辛さとは
映像の仕事を始めてどうでしたか?挫折とかありましたか?
もう挫折しかない(笑)思い出すだけで泣きそうになることもありました。
大学で映像を4年間学んで入社したので、自分は跳び抜けてみんなより知っているぞという慢心があって、分かった振りというか、プライドが高い自分がいて。
そのせいで先輩にど叱られる事とか、ミスが続いて思った様にできない事が3、4年目まであって、なんでその時辞めなかったんだろうって不思議なくらい。
結構重いミスとかも何回もしたりしてそんな中を乗り越えてきたって感じですね。
それを乗り越えたきっかけは何だったんですか?
きっかけはやっぱり、同期の存在でしたね。
同期多かったので、同期で励まし合ったりとか、映像に対する意見を本音でぶつけ合ったりしたし。
自分がミスしたら慰めてもらって、誰かに辛いことがあったら慰めたりして、この会社に入ってやっぱり同期の存在が一番大きいなと感じました。
想いの変化
人の力で乗り越えられた部分が大きかったんですね!もうすぐ8年目を迎えようとしている中で、結婚式や映像に対する想いの変化はありましたか?
3、4年目まではいっぱいいっぱいで、自分のことしか考えられなかったんですけど、5年目になったくらいから後輩の面倒を見れるようになってきて。
自分も1、2年の目の時これ出来てなかったなって気づけることがあった分、良くも悪くも自分と同じ思いをしてほしくなくてちゃんと支えてあげたいなと思いました。
良くないところはちゃんと𠮟って、後輩としっかり向き合うことを意識して仕事をしていきたいなというマインドに変わりましたね。
たくさんの人に支えられてきたからこそ今の自分がある。
次回は「結婚式に対する想い」を教えていただきます。
ビデオグラファーインタビュー④へ続く